つきしみの学校日誌2/6,13 中学生企画終えて
- 小林
- 2016年2月18日
- 読了時間: 2分
こんにちは。
まさに題名にある通りですが、参加者(中学生)から提出された企画を、アーティストが手伝いながら、
中学生が主体となって 実現する事ができました。
このことはまさに、「つきしみの学校」としてやりたかっとことの一つです。
2/6
先週、こちらが依頼した通り中学生の女の子が企画書を提出してくれました。
しかも、全員分全て手書きで書いてくれました。凄い!...印刷ができなかったそうです。
題名は『SWEET DECO体験』。
プラスチック容器とビーズを使って、パフェやケーキのアクセサリーを作るという企画でした。
企画書には当日のお客さんの流れとか、
ビーズは何個まで使っていいか、
「学校」の参加者は当日のスタッフとしてどこに配置するか等細かく明記されていました。
基本企画者ペースで話は進みましたが、ある時点で中学生の男の子が、「これって、いくら儲ってんだろう?」と切り出してくれました。
よくできた企画書だったのですが、参加費が書かれていなかったのです。
実際、いくらが適正価格なのか、利益をだすのが目的じゃないけど赤字にはしたくない。
そこで予想されるお客さんの数を試算してみたりして、価格を決めていきました。
最終的には大人500円(ドリンク付き)/小人300円に落ち着きます。
座学で学んだことを実践で活かす、実践で見えて不足した知識を勉強する。
そうしたいい流れが、出来上がるのが楽しみ。
感想は、「会社みたい」というのが多かった。納得です。
実際何人集まるか来週が楽しみ。
2/13
『SWEET DECO体験』当日。
各自持ち場について、お客様がいらしても粗相がないよう、
イメージトレーニングというかロールプレイをしました。
みんな、初めてなのに上手にお客さんに教えていて感服です。
お客さんは予定より少なかったのですが、
みんなの頑張りでなんとか黒字にする事もできました。
自分達で、企画をし、広報して、仕組みとモノをつくり、お客様にサビースとして提供し対価をいただく。
「と」で行っていることや、大人が支援してたりと本当の商いとは違うかもしれませんが、確かにお客さんはいらっしゃって、子ども達はサービスを提供したことに対して対価を得ました。
実生活として意義を持たない行為と、実生活での行為があるなら、
その中間に位置する行動こそ演劇の応用性が発揮できるのではと思わせる一日でした。
P.S.
今週土曜日はイレギュラーで15時からの開始とさせて下さい。
お間違えのないようお気をつけ下さい。

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